Vol 7

〜健康食品〜
ヌルヌル《なめこ》で血液サラサラ

キノコ
といえば、ガンに効果のある食べ物、というイメージをもちますが
キノコの持つ機能性は、抗ガン作用ばかりではありません。
キノコには、免疫力(病気に抵抗する力)を向上させる作用のほかにも
コレステロールを下げたり、中性脂肪をへらしたり、血糖値を下げたりするなど
さまざまな効果が確認されています。
『血液がドロドロ』
というと、多くの人は、比較的太い動脈や静脈の     
血管が詰まることを恐れるようですが、人間の血管は太い血管ばかりではありません。
髪の毛の10分の1という細い血管も体じゅうを走っています。
血液がドロドロだと、そうした抹消の血管が詰まってしまいます。
すると、 頭痛や冷え症、肩こりなどの不快症状としても現れます。
脳梗塞や、心筋梗塞ばかりが血栓症の病気ではないのです。
これらを防ぐためのも、キノコは非常に有効な食品といえます。

なめこ
は他のキノコ類に比べて、効果が大きいといわれています。
なめこが生活習慣病を予防・改善する効果は、特有の「ぬめり」にあると
いわれています。
ぬめりの正体は、粘質多糖類で、さまざまな生理作用に関係していると思われます。
食物繊維も豊富に含まれており、便秘の解消や、大腸の病の予防にもなるでしょう。
なめこの成分が体内で作用することにより、血液をサラサラにし、
動脈硬化や、脳梗塞、心筋梗塞などの血管が詰まって起こる病気に、
大いに役立つといわれています。
出典  『壮快』4月号より

 
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