Vol 17

〜花粉症〜
ハーブやアロマで・・・・・
ミント成分が花粉症緩和 岡山大などが共同研究
 

岡山大は1日、同大薬学部薬物作用解析学研究室(亀井千晃教授)などの共同研究で、
ハーブの一種ペパーミントから香り成分を除いた部分に含まれる「ミントポリフェノール」に、花粉症の緩和作用があることを突き止めたと発表した。さらに花粉症の男女50人を2グループに分け、花粉が飛散する時期に8週間、片方はミントポリフェノールを含む茶を、もう一方は含まない茶を飲ませると、含む茶を飲んだグループは鼻粘膜の腫れが緩和されたという。

花粉症の人は少し安心?   今年の飛散、少なめ

 冷夏の影響で今年の花粉は少なめ−−。花粉シーズンを前に、民間気象情報会社のウェザーニューズ(東京)が6日までにまとめた「2004年のスギ、ヒノキ花粉の飛散傾向」によると、今年の飛散は平年より少なめとみられ、花粉症に悩まされる人には朗報となりそうだ。
  特に冷夏が深刻だった東北で顕著に少なく、関東甲信や中国地方でも大量飛散だった昨年の10分の1以下となる所がある見込み。昨夏の気温が高かった九州南部は「少ない全国の中ではやや多めではないか」と予想している。
  各地の飛散開始は、九州と四国が2月上旬、中国、近畿、東海、関東甲信が2月中旬、関東の北部沿岸、東北の南部沿岸、北陸が2月下旬、東北が3月上旬以降の見込み。
  花粉情報協会理事で兵庫県芦屋市立芦屋病院の吉村史郎医師は「日本人の2割近くが花粉アレルギーを持つとされ、敏感な人はわずかな花粉でも症状が出る」としている。(共同通信)

 
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